・地形に関連のある苗字
1.水田関係
田の面積の広狭・大小に由来
a.広狭ー広田・狭田・佐田
b.大・中・小
大 太田・大田(蜀山人)
中 中田
小 小田
c.その他 長田・永田・平田など
豊沃な田に由来 肥田・豊田・美田・右田(みぎた)・吉田・福田・富田
地頭地主や名主の屋敷内または前にある直営田に由来 内田・前田・門田・正田
屋敷まわりに由来 脇田・添(副)田・依田(よだ)・横田・隅田(すだ・すみた)
角田(つのだ・かくた)
山間に由来 山田ー名子たちが山を開拓してつくった田に由来
恩田・恩地(恩智)ー隠田(おんでん)に由来
戸田ー入口の田に由来
川の側に由来 川田・河田・河原田
田代ー多く山のすそ、入野の奥など水田の適地耕作可能の土地に由来
中世 百姓の開拓した田には湧水地帯の零細な水田が多い
丘陵の間に細長く入りこむ地帯
→作・迫・狭間(間・硲)(はざま)、迫(さこ)・迫水・大迫・迫田・迫野など
大内→盆地や谷などの奥まったところに由来
宇多・宇田・宇太(うた)→泥地の意味
荏田・江田(えだ)・牟田(むた)・大牟田・久手(くて)・長久手→湿地の意味
加世田(かせだ)→やせ田の意味
2.畑・畠関係
反田・反町ー開墾当時の焼畑から起り、荒れ田を指す
関連する苗字 荒野・興野(こうや)・荒木(あらき)ー新開地の意味
鹿野(かの)ー開拓地主の焼畑の意味
小針(こばり)ー針は治・墾・關の当て字で小さい新開地の意味
久我・古賀・古河(こが)ー空閑の地の意味で開発可能の土地に由来
須賀・横須賀・大須賀・蜂須賀などースカは海岸または川の中の堆積したところの意味
加賀(かが)・加賀美・各務(かがみ)ー開墾可能の原野・草原を指す
木場(こば)・木庭(きば)ー山の薪や草などを刈り取って一時置くところを指す
3.川関係
初瀬ー舟の泊(はつるところ)、舟運の終点を指す
和田・輪田(わだ)ー屈折しているところを指す
滝川ー瀑布の流れて川となった滝の川に由来
落合ー川の合流点を指す
百目木(どうめき)ー瀬の早い、音をたてて流れている川の岸にある部落を指す
谷田・谷津田・谷戸・星戸ー谷間の水田を指す
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